アフィリエイト広告で獲得を伸ばすためのポイントとは?

 WEB広告での新規獲得で欠かせないのがアフィリエイト広告。アフィリエイト広告とは、広告主が定めたコンバージョン(CV)が発生すると広告費が発生する成果報酬型の広告です。

(例えば)1件あたりの成果報酬が5,0000円で、1カ月アフィリエイト広告で1,000件の獲得が出た場合

1,000件×5,000円=5,000,000円がその月の広告費になります。

1件あたりの成果報酬金額を広告主側で指定することが出来るため、費用対効果も高く、実施ハードルも低いのですが、掲載するか・しないかの主導は媒体側(アフィリエイター)にあります。そのため、アフィリエイト広告で新規顧客の獲得を伸ばすには、有力なアフィリエイターをどれくらい囲えるかが鍵になります。

 今回は、5年間ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を運営する会社で営業していた私から、アフィリエイターの特徴や、ASPとうまい連携の仕方など紹介したいと思います!

 

まず、鍵となるアフィリエイターについて知りましょう!

 アフィリエイターにも様々なジャンルがあり、大きく分けると下記のようなアフィリエイターがいます。

ここで最も囲いたいのは上の層になりますが、上の層ほど提携ハードルが高くなります。その理由としては、アフィリエイター側に赤字のリスクがあったり、コンテンツページ制作など他よりもひと手間が必要なためです。そのため専門性が強く、得意とする案件のジャンルも限られ、その規模数も少なくなります。しかし、1アフィリエイターあたりの獲得力は非常に高いため、アフィリエイト広告を注力している会社は注力して囲おうとします。

 提携ハードルが高いメディアほど獲得力は強いものですが、その規模数が少ないため競合他社との競り合いになりやすいです。そのため、アフィリエイトの成果条件はとても重要になります。成果条件を決めるうえで、重視したいのは成果単価はもちろんですが承認率はCVRなども重要なポイントになります。

【例】

訴求内容

成果単価

CVR

承認率

EPC

A社

980円のお試しセット

3,000円

5%

80%

120円

B社

980円のお試しセット

6,000円

3%

100%

180円

C社

980円のお試しセット

4,000円

6%

90%

216円

 

この例の場合、成果報酬が最も高いのはB社になりますが、CVRと承認率を加味した上で比較する指標であるEPCで見ると実はC社が最も良い条件になります。この理由はCVRにあり、成果報酬が高くてもCVRが低いとCVは出ないため、アフィリエイターのモチベーションを下げることになります。そのため成果報酬を高く設定するだけでなく、CVRや、承認率を加味し、同じ市場の競合他社の状況を加味した上で成果単価を設定する必要があります。そこで重要になってくるのがASPとの関係です。

 

ASPとの連携をしっかり!コミュニケーションをとりましょう!

 アフィリエイト広告を実施するには、クライアントとアフィリエイターを仲介するASP(アフィリエイターサービスプロバイダー)と契約する必要があります。そのASP会社は現在10社以上存在します。契約する前に各社のASPの得意な案件のジャンルや、そこに紐づくアフィリエイターの特徴など抑えるべきポイントが様々ございます。

 

 

【比較すべきポイント】

・登録しているアフィリエイターのジャンル

・TOPアフィリエイターが得意としている案件ジャンル

・取り扱いの多い案件のジャンル(同じ商材の市場把握もしやすくなります。)

・初期費用、月額ランニングのコスト 

・成果になるのはファーストクリックCVかラストクリックCVか? などetc

 アフィリエイターの特徴は、一番抑えておきたいところです。初期、月額ランニングコストが必須なASPの場合は、有力なアフィリエイターの提携が進まない限り、1件あたりの獲得コストは成果報酬とは言え割高になるケースもあります。 

 そのため、ASP社へは情報をしっかり共有した方が良いです。アフィリエイターへ提携から掲載の調整を行うのがASPの役目になります。その上でASP社が最も欲しいのは商品の情報です。アフィリエイターに対してその商品を、そのジャンルの中で最も良い条件であることをアピールしなければなりません。ASPがアフィリエイターを調整するには、その商品の情報を押さえておく必要があります。

・ターゲット

・なぜそのターゲットなのか

・商品を使うことによるターゲットのメリット

・メリットになる説得要素

・競合他社にないオンリーワンになるポイント

・口コミなどの体験談

また、他にも広告に関する情報も欲しいところです。

・平均CVR

・効果が良かった訴求例

・NG事例

・単価テーブル(100件以上は、+1,000円の報酬)

依頼するASP会社と連携し、強力なアフィリエイターを確保する動きが大切です。無暗にやたらに複数のASPと契約してしまうと、ASP間でのアフィリエイターの取り合いが発生してしまい成果報酬金額の吊り上げが発生してしまいます。扱うASPによってはASP間で重複CVも発生してしまうことも。そのため、各社の得意なアフィリエイタージャンルを見極めた上で、座組を敷いてあげることが重要です。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?アフィリエイト広告がうまく回り始めると、リスティング広告の指名検索のボリュームが増えたり、リターゲティング広告のマークも溜まりやすくなります。何より一定のCPAで新規の購入件数を増やすことができるため、ある程度の基盤を作ることができます。その分、他の広告施策にチャレンジができるようになったという会社もこれまで多く見てきました。もし、アフィリエイト広告で行き詰っている場合は、現状を見直し、整理してみて、ASPとコミュニケーションを取ることも必要かと思います。競合他社の成果単価、CVR、承認率はしっかり把握しているか、ASPに自社商品の共有はできているか、など現状を改めることで動きも変わってくるはずです。